CASES

3Dプリンタを用いた新造形方法による立体的可視化技術(特許出願)

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)様

業種

学術・開発研究

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課題

積層する面が光の屈折で真正面から見た際にボヤけてしまう

ご担当者様

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導入前の課題

より現象を正確に伝えるためのスーパーコンピューターでの計算結果は、数字の羅列のため可視化しないと「人には理解できない」

  • 積層する面が光の屈折で真正面から見た際にボヤけてしまう
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選んだ理由

新しいプレゼンテーションツールとしてのサービス

  • 3「立体的可視化」によって、写真、動画、VR、ARを超える新しいプレゼンテーションツールを作ることができる
  • 微細なモデルを透明樹脂の中に作ることで、細いものや薄いものでも表現することができる
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導入後の
成果・効果

立体的可視化技術の進化

  • 今までにない新しい「物の発明」として、多方面での分野で活用できる
  • 今まではモニターや紙などでしか見られなかったものも、本技術を使用して造形することにより、手に取って立体的に見ることが可能になる
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3Dプリンタ導入前の課題

より現象を正確に伝えるためのスーパーコンピューターでの計算結果は、数字の羅列のため可視化しないと「人には理解できない」

株式会社アピールは、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)様と3Dプリンタを用いた立体可視化技術に関する共同特許を出願しました。通常、人が見ることのできない現象を「見える」ようにする技術、それが「可視化」です。 現代は、身の回りに可視化デバイスが充実し、そのデバイスで「何が見えるようになるのか」が注目されています。航空宇宙分野では、航空機・宇宙機の機体周りの流れの把握が重要です。より現象を正確に伝えるためのスーパーコンピューターでの計算結果は、数字の羅列のため可視化しないと「人には理解できない」ものです。近年、多色を同時に造形することができる3Dプリンタが開発され、透明樹脂の中に不透明樹脂で立体をプリントすることにより、その「流れ」を表現することが可能となりました。しかし、3Dプリンタにも弱点があります。積層する面が光の屈折で真正面から見た際にボヤけてしまいます(6面中2面しか綺麗に見えません)。  本技術では、全方向からストレス無く綺麗に見ることを可能にしています。(画像参照)

(左:従来の造形品、右:本技術による造形品)

選んだ理由

新しいプレゼンテーションツールとしてのサービス

3Dプリンタは工業製品の形状テストという位置づけでしたが、「立体的可視化」によって、写真、動画、VR、ARを超える新しいプレゼンテーションツールを作ることができます。  今までは、透明樹脂で製作した立方体の中にモデルを入れると6面中2面しか綺麗に見ることができず、それ以外の面はボヤけてしまいます。本技術を利用することにより、6面すべての方向から綺麗にモデルを見ることができます。㈱アピールでは、その技術を利用した新しい可視化の造形サービスを行っております。今まではモニターや紙などでしか見られなかったものも、本技術を使用して造形することにより、手に取って立体的に見ることが可能になります。  微細なモデルを透明樹脂の中に作ることで、細いものや薄いものでも表現することができます。また、多種多様なモデルを造形することが可能であることから、医療分野・工業分野以外の教育・知育の現場など様々な分野で活用できます。  この新技術は、今までにない新しい「物の発明」として、多方面での分野で活用できると考えられます。

導入後の成果・効果

立体的可視化技術の進化

 微細なモデルを透明樹脂の中に作ることで、細いものや薄いものでも表現することができます。また、多種多様なモデルを造形することが可能であることから、医療分野・工業分野以外の教育・知育の現場など様々な分野で活用できます。 この新技術は、今までにない新しい「物の発明」として、多方面での分野で活用できると考えられます。

ご担当者様のコメント

3Dプリンタを用いた新造形方法による立体的可視化技術(特許出願)

国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA) 様

株式会社アピールは、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)様と3Dプリンタを用いた立体可視化技術に関する共同特許を出願しました。

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